※この記事はメルマガ『お金をかけずに売上アップ実践講座』からの引用記事です。

岐阜の自宅より

from 今野 富康

全国3,000万人の読者の皆さん、

こんにちは。

うちの近所で狐を目撃しました。

そして、

うちの子どもが近所の友だちに

聞いたところによると、

我が家の隣が狐の縄張りらしい(^◇^;)

知らなかった、、、

うちの畑にも、

モズ、ジョウビタキといった

野鳥が来たりしますし、

近所の用水路にはカワセミ、

時々、オオタカも飛んでます。

県庁所在地ですし、

そこそこ拓けたところに

住んでるつもりなんですが、

岐阜はまだまだ自然がいっぱいです。

さて、今日のお題は

TTPが有効な学習環境

というお話しです。

edemiaで話そうと思っている

話題をお話ししたいと思います。

よく、

ビジネス教育、セミナー界隈では 、

「成功の秘訣はTTPだ!」

的なことが言われているんですが、

聞いたことありますか? 

TTPとは、

T:徹底

T:的に

P:パクる

の略で す。

間違っても、

環太平洋パートナーシップ協定の

ことではありません、笑

成功している人を

徹底的にパクれば、

自ずと成功すると言うのが、

TTP信奉者の言い分です。

本気でこれを信じている人も

結構いるので、あえて水を差しますが、

TTPで成功するというのは、

半分本当で半分嘘です。

例えば、

政治家が織田信長をモデリングして、

TTPしたら、間違いなく失敗します。

て言うか、怖いのでやめてください(笑)

本田宗一郎の真似をし てもダメでしょう。

間違いなく失敗します。

理由は簡単で、時代が違うから。

時代性というのは、

私たちが生きていく上で

重要になる「変数」の1つです。

同じように、

行動を選択するときには、

私たちは様々な「変数」を

考慮する必要があります。

「どんなターゲット層か?」

「どんな商品を扱うか?」

「競合商品は何か?」

「政治的な状況は?」

「影響しそうな事件はあったか?」

などなど、

挙げ出したらキリがありません。

経営とか、政治とか、

マーケティングとか、戦略とか、

そいう言ったものは、

諸々の変数を考慮して、

その都度最適解を導く必要があります。

これは学習者にとって、

「意地悪」な環境と言えます。

何しろ、

その時々で刻々と

「正解」が変わっていって

しまうわけですから、

学ぶ側としては不便極まりないのです。

このいう場合、

TTP戦略は実行不可能か、

かなりの困難を伴います。

しかし、

カチッと固まったルールの範囲とか、

全く同じビジネスモデルで、

リアルタイムでTTPをやる場合には

かなりの勝算が望めます。

これは「親切な学習環境」です。

例えば、

囲碁、将棋、チェスなどの

ボードゲームはTTPがかなり有効です。

手筋=戦術をどれだけ豊富に

持っているかで勝負が決まるので、

若年のうちに徹底的に学習して

TTPを実践すればいい結果が出る

可能性があります。

また、

全く同じタイプの事業をしている

先行他社の手法を徹底的に真似る場合も

TTPで大きな成果を望めます。

以前、

Dr.シーラボを上場に導いた

池本克之さんに聞いた話ですが、

年商3億の段階から120億まで売上を

急成長する段階では、

先行するDHCの手法を徹底的に分析して、

抽出し、自社Ver.にして取り入れたそうです。

つまり、TTPですよね。

こういうケースでは、

TTPはかなり有効に作用します。

なので、TTPを行う場合は、

自分が向き合っているのが、

TTP向き=親切な学習環境なのか?

それとも、意地悪な学習環境なのか?

を見極める必要があるんです。

ここの見極めをきちんとできれば、

TTPを上手に使ったり、

あえて他の選択をしたりと

自由自在に選べるようになります。

Ate breve, obrigado!

(アテ・ブレーベ・オブリガード)

セールスライター
株式会社northstar 今野 富康 

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